デジタル用語集

OOH広告

OOHは「Out of Home」の略称で、直訳すれば「家の外」。つまり、屋外で接触する広告媒体を指しています。具体例をあげると、駅貼りポスターや車内吊りなどの交通広告、ビルボードや屋上看板、電柱広告、車体ラッピング、さらには捨て看板まで、広範囲のメディアを包括する総称です。videowall.jpの取り扱うデジタルサイネージやビデオウォールも、オーディエンス(視聴者対象)が不特定多数の場合(たとえば駅構内やビル壁面に設置される場合)はこの範疇に含まれます。
OOH広告は、
・不特定多数が集まる場所に設置される(オーディエンスが不特定多数である)
・オーディエンスの関心の有無に関係なく視界に入り込む「究極のプッシュ広告」として機能しうる
・設置場所を選ぶことで、地域セグメントが可能
などの強みがある反面、
・(テレビ・新聞・雑誌などの媒体と異なり)セグメントの絞り込み(たとえばF1限定など)が難しい
・到達率の計測・効果測定が困難
などの弱点もあります。

この分野でデジタルサイネージが注目されはじめていますが
・高い色彩効果が期待できる
・動画による表現が可能
・反復(リピート)効果が期待できる
・時間帯に合わせた表示内容の切り替えが可能
・(設備を整えれば)一斉配信が可能
など、
・紙(印刷)などでは不可能だった表現が可能になる
・従来型OOH広告の弱点をある程度カバーできる
などの理由があげられるようです。

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