自治体様　浄水場・制御監視システム

関西某県の浄水場中央制御室。ここでは、当社が2014年に納入したLED光源のDLP方式リアプロジェクター70型（1920×1080）×4面が活躍していました。このたびその撮像ユニットを改修する工事をお納めしました。

リアプロジェクターの光源に使用されているLEDは長寿命ではありますが、経年で輝度が低下します。当社がお納めしているリアプロジェクションモニターはそれに備えて、光源を含む撮像ユニットを交換できるのですが、この浄水設備の場合、周辺環境に変化があり昼間時に画面を暗く感じるという課題も発生していました。そこで、想定していたユニット交換の際に、光源をLEDから高輝度・高演色・長寿命のレーザー方式に変更。これにより、最新モデルと遜色ない表示能力にアップグレードすることができました。
また、今回のユニット交換では、逆に夜間運用で画面が明るくなりすぎるため、表示回路に輝度調整ソフトウェアの組み込みも実施しています。
交換工事にあたっては、公共性の高い浄水施設ゆえ施設停止が許されないことから、システムをいくつかのパートに分け、交換作業を実施。機器搬入から2日で、アップグレード改修を完了させることができました。

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