会議室用モニタの設置位置(設置高さ)、その最適解は!?

リモートワークやビデオ会議の普及につれ、会議室用モニタへの問い合わせを多くいただくようになりました。会議室用モニタに求められる画面サイズについては、「よくある質問 会議室にLCD(液晶)モニタの導入を予定しているのですが、どれくらいの画面サイズが必要ですか?でご紹介しましたので、今回は、モニタの設置高さについてご説明します。

会議室用ビデオウォールイメージ

会議室用ビデオウォールイメージパースです。

パソコンを日常的に使う方なら、『モニタは、目線より下の方が見やすい』ことを経験的にご存知でしょう。ところが会議室用モニタは、ある程度の高さに設置しないと、テーブルや倚子、他の参加者で画面が遮れ、全体を眺められなくなります。

この難問を、弊社がもっとも得意としている制御・監視用モニタは、どのようにクリアしているのでしょうか。まず、道路管制や鉄道の運行制御用のモニタ(当社がお納めするのは、4面以上で構成されたいわゆるマルチモニタが大半ですが)は、ほとんどすべて、目線より高いか同程度の高さに配置されています。つまり『モニタは、目線より高い』ケースが一般的なのです。その理由は、操作卓コンソールやデスク、他の操作者によって、画面に「ケラレ」を生じないため。

『それで首が疲れないか?』と思われるかもしれませんが、画面に向かって作業を行うパソコン用モニタと違い、制御・監視用モニタは映し出されている情報を視覚的に読み取ることが目的なので、画面位置が多少高めでも、疲れや違和感を覚えることが少ないのです。

会議室モニタも基本的な考え方は同じ。

具体的な手順としては、

1.テーブルやデスクなどで画面に「ケラレ」が生じない下端の高さ(位置)を決める

2.参加人数や室内高(天井高)応じた画面サイズを選ぶ

…という手順で進めるのが現実的です。その際の画面サイズの選び方は、「よくある質問 会議室にLCD(液晶)モニタの導入を予定しているのですが、どれくらいの画面サイズが必要ですか?」をご参照ください。

なお、ビデオ会議で、設計・デザインレビューや企画の検討などを行う場合は、詳細な資料は手元のモニタに、参加者の映像などは前面モニタにと、映し分ける方法がお勧めです。

videowall.jpでは、本社と工場、支店間などを結ぶビデオ会議システムの開発・納入も承っております。

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